2015.06.24 (水)
意外と手強かった ~奥久慈男体山~
朝の通勤電車の中で…
線路の切替ポイントで電車が大きく揺れた時、体勢が崩れて、堪えきれず
別の日、同じ切替ポイントでやはり大きく電車が揺れた時は、何とか大丈夫でしたが、その時ふと思いついたのが、助詞の入れ替え遊び
【オヤジに壁ドン】
助詞を入れ替えて、【オヤジを壁ドン】
…しまった、一気にバイオレンスになってしまった
6月7日(日)
梅雨の合間の貴重な晴れ間
以前から行きたかった奥久慈男体山に、行ってきました
標高は653mなのに、なかなか侮れない山でした!
今回のコースは、JR西金駅~湯沢温泉~大円地~健脚コースで奥久慈男体山~縦走で月居山~袋田の滝~JR袋田駅の約15キロの道のりとなります
健脚コースは鎖とロープの嵐らしいので、調子によっては、西金駅と奥久慈男体山をピストンにするくらいの気持ちで、行きます
朝7時頃の水戸駅
こちらの電車は、常陸太田行き
最初気付かずに乗り込んで、
こんな席があるんだ~と思って写真を撮ってから、荷物をここにおいて飲み物買いにNEWDAYSに行こうとしました
でもふと見上げた電光表示板には、『7時8分発』と表示されています
…あれ?(^^;
車掌さんに確認したら、私の行きたい方には行かないので、急いで荷物を持って降ります…危うくザックだけ違う電車で旅立ってしまうところでした
これが本来乗るべき電車、7時28分発郡山行き
発車を待っている間に、昔懐かしの旧国鉄色の電車がやってきました
鉄マニアの方達がウハウハしそうだと思ったので、写真に収めてみました(笑)
7時28分に水戸を出て
8時34分に西金駅到着~
駅構内に何故かパグ犬
まるで案内するかのように、私を待っていました
ツバメが駅舎で子育て中
では8時45分、出発です
駅から出てきて、この交差点を山に向かって歩きます
登山道まで約1時間くらい、舗装路歩き…つらい
あの奥の山並みの近くまで、行くんだよ~
この花は何でしょう?
家の庭にも咲いていますが、勝手に咲いているので、わかりません(^^;
サツキ、だと思う
湯沢温泉に着きました
クワの実
黒っぽく熟しているのが美味しい、のだが、この時は食べなかった…他所様のお宅に生えていたので(^^;
こちらのわっさわっさと繁った木々の向こうの崖に、1560万年前の『ゾウの足跡』の化石が見つかったそうです
当時大子町辺りは熱帯性の気候で、陸地から浅い海に変化していく頃だったとか
う~ん、地殻変動って本当に凄いですね!
大分近づいてきましたね~
とあるカーブを曲がると
奥久慈男体山です!
今日初お目見えです~
集落の中、この道を左に進みます
ここの曲がり角に、登山届ポストがあります
下から見上げると、ホント迫力があります!
車だと、ここまで楽に来られるんだけどね~(^^;
ちなみに、ここにはトイレがあります!
駐車場を過ぎてすぐ、右に曲がります
9時58分、ようやく登山口にたどり着きました(^^;
ここで一般コースと健脚コースに分かれます
今回の目的は健脚コースを歩くこと、なので左に向かいます
樹林帯を一気に登っていきます
シモツケ
ひとまず尾根に出ました
立派な木ですね~!
標識が見えます
これが有名な、ヘルメットを被った標識ですね!
ここから先は危険だと知らせてくれている、らしい
気を引き締めて行きます
ついに鎖が出始めました
おぉ~!
登るぞ~!!
登ったぞぉ…上から見ると、怖い(^^;
ここには第一展望台と呼ばれる場所があり…
この岩の先から
うっひゃ~
先ほどの集落が見えます
本当に急だな(^^;
では先に進みます!
山肌に見える、あの穴は何?
トラノオ、まだまだ蕾です
この辺りはちょっと一息つけます
ニッコウキスゲ
緑の世界で、パッと目を引きます(^^
再び、岩岩しくなってきました
?
取っ掛かりがそれなりにあるので、比較的登りやすい
落ちたらただじゃ済まないけどね
ニッコウキスゲやホタルフクロなどの花々が、元気づけてくれる(^^
ふぁいと~!
いっぱ~つ!!
分かりにくいでしょうが、これ登ったところから撮りました
ここが一番登りにくかった(^^;
大分登ってきています
そして11時20分、
ようやく開けた場所に出てきました
ここの前から
…登ったね~(^^;
さて、では東屋の横から山頂に向かって、もう一踏ん張りです!
祠が見えたら、その横を通って更に奥が山頂
11時32分、奥久慈男体山山頂到着~
さて日差しが強いので、木陰のところでお昼ご飯にします
どうやら脚の調子も良さそうですし、当初の予定通り、袋田の滝に向かうことにします
11時45分に山頂を出発
先ほどの東屋の前に、戻ってきました
ここから月居山に向かいます
こういった看板が、いたる所にあります
上小川町駅への分岐に着きました
もちろん、袋田の滝に向かいますとも
お花が可愛い(^^
でも名前が分からない
「オノオレカンバ」…斧が折れるほど堅い、希少な木らしい
言われてみると、見るからに堅そうな気がしてくるから不思議(笑)
月居山までは、基本樹林帯歩きです
登山道の脇に、なぜかぽっかり穏やかな窪地が出現
このまま進むと、別世界に連れて行かれそう??
ギンリョウソウがありました!
ちょっとボケちゃいました~(^^;
気持ちがいい道です!
でも何だか長い…(^^;
下って登って、巻いて登って…月居山には、一体いつ着くの!?
月居山のハイキングコースの第二展望台
だいぶ袋田の滝に近付いて来ているのは分かるのですが、未だ月居山に着いていませんからね~(^^;
第一展望台?
もはやすっかり修行と化している気がする(^^;
13時45分、ちょっと休憩~
ようやく、月居山の手前の分岐まで来ました
これを登れば山頂か?という期待は、大体3回は裏切られる(^^;
ほらやっぱりまだ先がある(^^;
下って、登って…
14時19分、月居山到着~
な、長かった、気がする…
さて、のんびりもしていられないので、すぐ下山です
もう、ロープも鎖もどうでもいい…早く下りてお風呂に入りたい!
ここで、私の後ろから来ていた男性が、袋田駅の方に向かいました
この日、奥久慈男体山からここまでの間に会ったのは、この男性を含めて3人…奥久慈男体山には、それなりに人がいたんですけどね(^^;
で、私は袋田の滝に向かいます
本当にこれが、最後の登りと信じたい…
月居観音堂
観音様、最後まで見守ってくださいませ
登る
登る
まだ登る…
笹の花、だと思います
登りきった辺りの笹が、いっせいに花をつけていました
笹の花は大変珍しく、咲いた後は笹が枯れてしまうそうです
袋田の街が見えました!
滝の音も聞こえてきます(^^
北茨城の風景
この後は下ります
途中ちょっと横に入ると
生瀬の滝
遊歩道から、袋田の滝の上部が見えます
あと一踏ん張り!
15時10分、袋田の滝到着~
観爆台?
お金掛かるし時間もないから、行きません
下界だ!
ここのお風呂に入りたくて、頑張ってこちら側に下りてきたんです
誰もいなかったので…
内湯に、
露天風呂!
で、ゆっくり入っていたら16時過ぎちゃいました
後から分かったのですが、16時に袋田駅に向かう最終バスがあったようです(^^;
仕方が無いので駅まで歩きます…といっても、もとよりそのつもりでしたけどね
こうなったら最後まで、歩きとおすのみです!
ホテルの人に教えてもらった近道を通って、
16時55分、袋田駅到着~
電車は約1時間後
ビールでも飲みたかったけど、酒屋が閉まっている…(^^;
それでは、チチヤスのフルーツオ・レでも飲みましょう!
…なんかいまいち味が薄い?
砂糖を使わないヘルシー志向で普段ならいいのだけど、疲れた後だっただけに、がっつり甘いものが飲みたかった…orz
まぁ多分、電車待ちするだろうと思っていたので、本を持ってきていました
本を読みながら待つこと1時間
17時53分発水戸行きの電車で、帰りましたとさ!
スポンサーサイト
コメントの投稿
No title
悠さん、こんにちわ。
奥久慈男体山は青レンジャーも他の方のブログで知りました~。
なるほど、下から見ると、そそり立つようなお山ですね~。
舗装道路が一番辛い・・・本当にその通りです。登山靴が固いので足に響きますね。
悠さんは鎖場がお好きなんですね。鎖場を目の前に興奮されているお姿が垣間見えます~。男らしいです。さすが「オヤジを壁ドン」ですね~。むふふ。なかなかできる経験ではないです~。
フルーツオレ。確かに登山後は甘くてこってりとしたものが飲みたいですよね~。
悠さんの登山記録をブログにアップするストック、山に行くけどなかなか記事にできないシリーズ、まだ2座程残っていますか?大変ですけど、立て続けにお山に行ける元気な体って素晴らしいですね~。健康バンザイ!!!
奥久慈男体山は青レンジャーも他の方のブログで知りました~。
なるほど、下から見ると、そそり立つようなお山ですね~。
舗装道路が一番辛い・・・本当にその通りです。登山靴が固いので足に響きますね。
悠さんは鎖場がお好きなんですね。鎖場を目の前に興奮されているお姿が垣間見えます~。男らしいです。さすが「オヤジを壁ドン」ですね~。むふふ。なかなかできる経験ではないです~。
フルーツオレ。確かに登山後は甘くてこってりとしたものが飲みたいですよね~。
悠さんの登山記録をブログにアップするストック、山に行くけどなかなか記事にできないシリーズ、まだ2座程残っていますか?大変ですけど、立て続けにお山に行ける元気な体って素晴らしいですね~。健康バンザイ!!!
Re: No title
こんばんは、青レンジャーさん!
何故北陸にいる青レンジャーさんが、奥久慈男体山のようなマイナーな山を知っているのかと思いきや、他の方のブログで知っていたのですね(^^
千葉に住んでいる人でも、存在を知らなかったというのに(笑)
鎖場って、楽しくないですか?
足がかり手がかりを考えながら登っていくのって、ものすごく集中して面白いです(^^
そしてせっせと鎖場の練習をして、いつか剱岳に登りま~す!
ちなみに私、実際に『オヤジを壁ドン』していませんから(笑)
というか、見ず知らずの人間に突然壁に叩きつけられたら、どんな紳士でも怒りますって。
ただ、頭の中でその光景を思い浮かべて、思わずくすっと笑いそうになりましたけど(^^;
…最近タイムラグが発生して、ブログに載せる前のお話がたまり始めてます…うむむ、頑張らねば!
No title
こんばんは♪
鉄マニアがウハウハしそうって・・・写真からはどなたかがウハウハしながら撮影しているのがひしひしと伝わってきますが(笑)。でも、キハ47なのに急行色(赤とクリームのツートーンカラー)?って思っちゃいました。キハ47は鈍行用の車両なので元々は朱色一色(いわゆるタラコ色)だった筈なんです。このキハ47、女房の実家近くの高山本線で今でも現役で走っていますので(ただしJR東海色)、私もたまに乗っています。
確認したら、この車両は新潟の新津の車両基地の車両で、イベント用に急行色に塗装してあるみたいですね。この後、8時59分発の「懐かしの水郡レトロ号」として郡山まで運転されたみたいです。
しかし奥久慈男体山、楽しそうな岩場が続いていますね~。こちらも誰かさんがウハウハしながら登っているのがよくわかります(笑)。しかし、こんな楽しそうなところをよく見つけてきますね。実は、ちょっと前から女房が袋田の滝に行きたがっているんですが、今回のコースを見ると女房が歩くのはさすがに無理(高所恐怖症なので)そうです。だったら、車で早朝西金側の登山口に落としてもらってあとは女房と子供は適当に観光してもらい、午後に袋田の滝で待ち合わせでもいいか・・・なんて考えちゃいました。
鉄マニアがウハウハしそうって・・・写真からはどなたかがウハウハしながら撮影しているのがひしひしと伝わってきますが(笑)。でも、キハ47なのに急行色(赤とクリームのツートーンカラー)?って思っちゃいました。キハ47は鈍行用の車両なので元々は朱色一色(いわゆるタラコ色)だった筈なんです。このキハ47、女房の実家近くの高山本線で今でも現役で走っていますので(ただしJR東海色)、私もたまに乗っています。
確認したら、この車両は新潟の新津の車両基地の車両で、イベント用に急行色に塗装してあるみたいですね。この後、8時59分発の「懐かしの水郡レトロ号」として郡山まで運転されたみたいです。
しかし奥久慈男体山、楽しそうな岩場が続いていますね~。こちらも誰かさんがウハウハしながら登っているのがよくわかります(笑)。しかし、こんな楽しそうなところをよく見つけてきますね。実は、ちょっと前から女房が袋田の滝に行きたがっているんですが、今回のコースを見ると女房が歩くのはさすがに無理(高所恐怖症なので)そうです。だったら、車で早朝西金側の登山口に落としてもらってあとは女房と子供は適当に観光してもらい、午後に袋田の滝で待ち合わせでもいいか・・・なんて考えちゃいました。
Re: No title
こんにちは、徒骨亭さん!
…ふふふ、どこかの鉄マニアさんが引っかかってくれましたね!
あの車体番号を入れた写真は、わざとです(ニヤリ)
車体番号が分かれば、以前どこで活躍していた車体か、だれかさんが教えてくれるのではないかな、と(笑)
で、やっぱりイベント列車だったんですね。
どうりで、道中絵になりそうなカーブの辺りに、三脚置いた人達がたむろっていたわけだ~。
奥久慈男体山の岩場、ウハウハしながら登っていましたとも(笑)
青レンジャーさんにも言いましたが、岩場って、手の位置足の置き場を考えていかに安全に確実に登れるか、頭の中でシュミレートそして実行、という過程が面白いです(^^
とにかくクリアすることに集中するので、気がつくとけっこう登ってきている感覚も好きですね!
あと、やはりいつかは剱岳に行きたいので、いろんな岩場で練習を重ねて、怖がらずに歩けるようになりたいです(^^