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1年ぶりの古峯神社へ ~横根山・古峰原高原縦走~



最近マニアックな山歩きが続いていますが、その情報源は『新・分県登山ガイド』です
こちらの本は各県の山の紹介が載っていて、それこそ有名処から地元の山まで様々です
それらの中から気になる場所をピックアップしていたのですが、その中で1年前から気になっていた場所がありました

2016.05.古峰原高原
井戸湿原

小さいながらも、春から夏にかけて花々が咲き乱れるそうで、これはもう行くしかないでしょう!
という事で、今から1ヶ月前の5月29日に行ってきました

…実を言うと、この時の山行の影響が未だにあります、精神的に!
その話しはおいおい…(^^;





今回のコースは東武新鹿沼駅からバスで上五月へ行き、日瓢砿山登山口~五段ノ滝~井戸湿原~横根山~方塞山~三枚石~古峰原高原~古峯神社、バスで新鹿沼駅に戻る予定です
本ではこの逆コースが紹介されていましたが、上五月から戻るバス便が全然ないので、今回のコースにしてみたのですが…

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
7時過ぎに新鹿沼駅に着き、バスを待ちます

8時16分、終点に着きました
2016.05.古峰原高原
バスはここから新鹿沼駅に戻っていきます
ここから戻るバスは1日1便で、もうありません…前進あるのみ!

2016.05.古峰原高原
身支度を済ませトイレに行って、8時25分出発です

2016.05.古峰原高原
うぅ、ここでも熊注意…
実はバスの運転手さんから、つい2日ほど前に日光から古峯神社に抜けてくる山中で、50代の女性が熊に襲われて怪我をする事件が起きてばかりだという、フレッシュな、しかも全然有り難くない情報をいただいてばかりだったんんですよね…
さらに運転手さんが言うには、私が今まさに進もうとしているこの道で熊に遭ったと、青ざめて「運転」してきた人がいるなどと、私の恐怖を煽り立てることばかり、教えてくれちゃいました…「運転」してたんならいいじゃないか、私はこれから「歩く」んだぞ…

2016.05.古峰原高原
8時47分、分岐が出てきました

2016.05.古峰原高原
まっすぐ車道を歩いて日瓢砿山登山口まで行く予定でしたが、こちらの山道からでも行けそうです
なにしろ車道歩きが暑くって…でもこれが失敗でした

初めは大丈夫でしたが、
2016.05.古峰原高原
やっぱり荒れてる~

途中までちゃんと標識もあったのに道が突如無くなり、ちょうど沢沿いだったので沢向こうにあるかと思って探してみたけど見つからず、2メートルほど上に林道が通っていたのですがそこに登る道はなく…もう無理矢理藪漕ぎして登りましたよ!
2016.05.古峰原高原
標識を見つけてホッ(^^;

2016.05.古峰原高原
現在地が分かりました
先ほど無理矢理登って出た林道は、現在地から左に延びている作業道でした
これでようやく、日瓢砿山登山口に向かえるぞ!

2016.05.古峰原高原
暑くても、安心して歩けます
熊の危険より、遭難の危険でしょ、この場合
なにしろ、上五月から新鹿沼に戻るバスはもう無いんだから!

2016.05.古峰原高原
何とか県道に出ました(^^;

2016.05.古峰原高原
この先で、本来進むはずだった舗装路と合流ですね!

2016.05.古峰原高原
9時38分、合流地点の交差点
登山口へは、正面左手に見える黄色い看板のある道に入っていきます

2016.05.古峰原高原
こちらですね
道向かいには「日瓢砿山登山口」の標識があります

2016.05.古峰原高原
9時45分、日瓢砿山登山口到着~
ここまで概ね予定通り進んできました…いろいろあったけど(^^;

2016.05.古峰原高原
水分取ったら出発!

2016.05.古峰原高原
早速ギンリョウソウがお出迎え(^^

2016.05.古峰原高原
素敵な森です!
そう、熊の恐怖さえなければ…

秩父での熊恐怖を体感した私は、今回の山行にあたり、ついに秘密兵器を導入しました!
それは…ICレコーダーの導入です
ラジオを買うことも考えたのですが、ラジオは電波が届かなければただの雑音箱に成り果ててしまうし、聞きたい局がなければやっぱり雑音だし…(^^;
その点ICレコーダーなら、電波の心配はなし、好きな曲がかけられる、電池の持ちも良しと、3拍子揃っちゃいました(笑)

さてでは、ICレコーダーのスイッチを入れて音楽スタート!
…沢の音でかき消されて、熊さんに届いている自信ない…(涙)

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
この荒れた登山道を道を探しつつ、熊さんにこの音楽と熊鈴の音が届いていることを信じながら、ひたすら登ります

2016.05.古峰原高原
可愛い花
でも沢沿い…というより、大きな岩がゴロゴロしていて、その下と合間を沢が流れている道なので、熊も怖いのですがマムシも怖い(^^;
あぁ、何で私は今回この道を登ることにしたんだ…って、私が人が多いところが嫌いだからじゃないか!
私のせいだよ、私のバカ!と、とめどなく後悔しながらも、戻ることができない…だってバスはもう無いから!

2016.05.古峰原高原
よ、ようやく土の道になった

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
花を観賞する余裕が出てきました(^^;

2016.05.古峰原高原
土の道ばんざ~い!
沢からも遠ざかり、ようやく熊さんにも音楽や鈴の音を「確実に」、お届けできるようになりました

11時、井戸湿原の手前に着きました
2016.05.古峰原高原
この標識の手前に五段ノ滝があり、そこでようやく人間と出会えましたが、何かのツアーらしく、その人達に五段ノ滝は占領されて写真が撮れませんでした…だから人が多いとぶつぶつぶつ…(←咽元過ぎれば、の典型例です(^^;))

2016.05.古峰原高原
では井戸湿原に向かいます!

2016.05.古峰原高原
なんかやっと、新緑の山登りを楽しんでいる気がする(^^;

2016.05.古峰原高原
顔の横にバシッと飛んできたものがいたので叩き落としたら、セミでした

2016.05.古峰原高原
うぉ~、なんだこの景色!

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
すっごく素敵な場所だ~

2016.05.古峰原高原
マイヅルソウが咲いてます!

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
シロヤシオ(ゴヨウツツジ)も咲いているよ~(^^

2016.05.古峰原高原
象の鼻という見晴台があるようですが、この先が長いので行きません
湿原の周回コースへ行きます

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
まるで別世界のようです~

2016.05.古峰原高原
ヤマツツジの真っ赤な入り口、素敵!

2016.05.古峰原高原
では横根山に向かいます

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
標識にようやく、古峯神社が出てきました(^^;

2016.05.古峰原高原
この空が開けてくる感じ、大好きです!

2016.05.古峰原高原
11時42分、横根山到着~

2016.05.古峰原高原
方角的には皇海山の方だと思うのだけど…(^^;

この後山頂の東屋でお昼を食べて、地元のおば様方からこの先の情報を仕入れ、11時57分出発です!

2016.05.古峰原高原
前日光牧場の柵の横を通ります
そう、ここ井戸湿原~横根山は、前日光牧場…前日光ハイランドロッジまで車で来ることができるハイキングコースなのです!
…わざわざ公共交通機関を使って、熊の恐怖におびえながら登るようなことをしなくても、お気軽に来られる場所なんです…くすん

でも気を取り直して、
2016.05.古峰原高原
ヤマツツジのトンネル~!

2016.05.古峰原高原
咲き残っていたスミレ

2016.05.古峰原高原
これから咲くマイヅルソウ!

2016.05.古峰原高原
チゴユリも残っていました(^^

2016.05.古峰原高原
ヤマツツジの空間

2016.05.古峰原高原
あそこに行けばきっと、ソフトクリームがあるに違いない…でも我慢する!
ソフトクリームは、戦い終わった後食べるものだから…!

2016.05.古峰原高原
牧場越しにみる男体山

2016.05.古峰原高原
シロヤシオも終わりかけ

2016.05.古峰原高原
車は楽チンでいいなぁ(^^;

2016.05.古峰原高原
それにしても、暑~いっ

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
方塞山まで来ました

2016.05.古峰原高原
あちらから来たんだよね
いつも思うけど、遠くても歩いているうちに着いちゃうのが不思議

2016.05.古峰原高原
12時46分、三枚石に向かって出発します

2016.05.古峰原高原
ここからは基本なだらかで、すごく歩きやすい

2016.05.古峰原高原
シロヤシオとヤマツツジのコラボ
青空に映えます!

2016.05.古峰原高原
今回ず~っとヤマツツジのトンネルで、メッチャ気持ちがいい道でした(^^

2016.05.古峰原高原
パッと見、熊に見える岩
て言うか、ガスっていたら本物が出てきそうな林(^^;

ガスっていたら今にも熊が出てきそうな林を過ぎたら、
2016.05.古峰原高原
13時5分、三枚石に到着~
これが由来の三枚石

2016.05.古峰原高原
金剛山瑞峯寺の奥の院

2016.05.古峰原高原
こちらには、いろいろな神様が祀られていました

2016.05.古峰原高原
ここ三枚石からは、三枚石新道でほぼ直に古峯神社に出る道がありますが、そちらはかなり荒れているそうです
横根山の東屋でも教えていただきましたが、ここで出会った人生のお姉さまも同じ事を言っていました
もっともその方は、その道を通る為に来たそうですが(笑)
タイミングが合えば古峯神社のバス停で再会するようですし、私は予定通り古峰原高原に向かって、舗装路で古峯神社に向かいます…というか、荒れた道はもうお腹いっぱい(^^;

2016.05.古峰原高原
左の松の向こうに見えるザックの方が、そのお姉さま
お姉さま、逞しくて素敵です!
13時17分、私も出発します

2016.05.古峰原高原
天狗の庭を通り過ぎ、ひたすら下山

2016.05.古峰原高原
二の鳥居をくぐり

2016.05.古峰原高原
一の鳥居をくぐります

2016.05.古峰原高原
古峰原高原です
奥に見える避難小屋の手入れにいらしたと、先ほどのお姉さまが仰っていました!
でももう立ち寄る元気なし(^^;

2016.05.古峰原高原
ヤマツツジと藤の花

2016.05.古峰原高原
ここでも熊かい、うん、そうでしょうとも(^^;

2016.05.古峰原高原
13時44分、古峰原高原到着~
無事の下山を感謝です!
いや、ほんと朝の時点ではどうなることかと(^^;
でもまだ油断できません
ここから古峯神社までは、まだ1時間ほど下らなければならないのですから
…バスの時間もありますしね、ちなみに最終バスは17時15分
これを逃したら、古峯神社の宿坊で泊まるか、鹿沼からタクシーを呼ぶかしかありません
今日は日曜日…絶対に帰る!

2016.05.古峰原高原
あのガードレールが切れたところから、ショートカットの道があります

2016.05.古峰原高原
ここですね

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原

2016.05.古峰原高原
14時10分、今度こそ舗装路に出ました
極度の緊張から解き放たれる瞬間です(^^;

2016.05.古峰原高原
このハイキングコース、部分部分にしか人がいなくて怖い

2016.05.古峰原高原
後は車に気をつけながら、歩きます
実際車は結構なスピードで走っているので、要注意です!

2016.05.古峰原高原
随分下りてきたら、三枚石新道の入り口が出てきました
…お姉さまはもう、下りてきたのかな?

2016.05.古峰原高原
14時46分、古峯神社到着~

2016.05.古峰原高原
無事の下山のお礼と、御朱印をいただきに寄りました

2016.05.古峰原高原
古峯神社の境内で、巨大スタンプ発見!

2016.05.古峰原高原
天狗様でした~
口の部分に置かれた硬貨が、まるで銀歯のように見えてしまうのは私だけでしょうか…(^^;
(天狗様、ごめんなさい!

2016.05.古峰原高原
15時11分、バス亭到着~
次のバスは15時45分
よかった、最終バスの前のバスに間に合って(^^;
ここの休憩室にはお姉さまがすでに着いていて、お菓子と珈琲とビールで乾杯

この後バスで鹿沼市内に戻り、銭湯に入って東武新鹿沼駅に行くと、東武線は人身事故でダイヤが滅茶苦茶…JR鹿沼駅に行けばよかった…orz

2016.05.古峰原高原
特急に乗るのもあほらしいので、区間急行で帰りました



今回、人があまり多くない道を選ぶあまり、本当に人がいない道を歩いてしまい、非常に怖かったです
熊やマムシはもちろんのこと、何かあっても助けを求められない状況は、プレッシャーが半端ないです
(もちろん人がいても、気をつけなければならない事に変わりは無いのですが)
その影響は未だに続いていて、当分人がいない道は行きたくありません…うん、マジで怖かったです(^^;

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コメント

No title

おはようございます♪

「1年ぶりの古峯神社」というタイトルを見て、昨年の同じ頃、こういう名前の神社を訪れた鹿沼方面の山行があったっけな?と思ったのですが、どうも心当たりがありません。昨年の記事に改めて目を通していたら・・・わかりました。例の手書きの天狗様の御朱印を戴きに行った神社、あれが古峯神社だったんですね。

バス停から日瓢砿山登山口まではちょっと迷走されたみたいですね。悠さんですから基本的に方位を見失うことはないと思いますが、作業道はやっぱり危険かもしれません。でも、悠さんが現在位置を確認した地図、北が下なんですね。移動方向としては右から左(通常の地図なら東から西)と思っていたので、それに気が付かないうちはちょっと面食らいました。

熊対策のICレコーダー、沢の音が聞こえるところではちょっと威力不足だったかもしれませんね。前も書いたとおり、熊鈴を持ち歩かない私は熊が出そうなところではいつもザックにぶら下げているホイッスルを吹いていますが、ホイッスルを併用するといいかもしれません。かなりの音量がありますから、見通しの悪いところに差し掛かる前に一吹き!で結構安心感がありますよ。万が一の滑落事故で救助を呼ぶ際にも有効です。

でも、熊の恐怖に耐えた甲斐があって、井戸湿原以降は夢のような景色が続いていますね。標高も1,300m近くあるのなら結構涼しくて快適な旅路になったんじゃないかと思います。最終的に16kmくらい歩かれたようですが、歩き甲斐のある充実した山行だったのではないでしょうか。

Re: No title


おはようございます、徒骨亭さん!
今回はとにかく、前半は熊の恐怖との戦いでした(^^;
やっぱり春先の「出会い(?)」が、自分でも驚くほどの影響を残しているようです。

それにしても、公共交通機関を使うとこれほどアクセスが大変な井戸湿原が、車だと簡単に行けてしまうことに「う~んe-263」と、考えてしまいますね(^^;
車社会、という言葉を実感する瞬間です。
そして各家庭に車があるという状態は、当然地域の公共交通機関へ影響を及ぼすわけで、今回使った上五月へのバス便は、鹿沼→上五月は朝と夕方、上五月→鹿沼は朝のみです。
夕方の上五月発のバスは回送になるということで、ここでも「う~んe-263」と思うわけです。
いずれにしても我々登山者は、地域のバスを使わせていただく状況なので、致し方ありません。
なかなか考えさせられる山行でもありました。

井戸湿原ですが、小さいながらも穏やかな湿原風景が広がり、とても素敵な場所でした!
行った時期もちょうどよく、つつじが咲き誇る道を満喫できて満足です(^^
牧場でもおそらくソフトクリームが売られていることでしょうから、徒骨亭さんも奥様とハイキングにいかがでしょうか?(笑)
Secret

プロフィール

悠

Author:悠
基本は山に行った時の事を、それ以外は日々の呟きのようなものを、伝えていきます。

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